漫画喫茶・ネットカフェなどで利用されているPOSシステムと周辺機器

カフェや漫画喫茶、インターネットカフェなどで利用されているレジやその周辺の機器等システムのことをPOSシステムといいます。

販売時点管理と直訳されるPOSシステムは日本語でポスと呼ばれており、point of saleの略式のようです。

インターネットで検索すると様々なネーミングがヒットしますが、そのどれもカフェや漫画喫茶、カラオケやスパ等の人の利用が多い場所で導入されています。

POSシステム・POSレジとは簡単に説明すると高機能なキャッシュレジスターのことで、従来のレジ機能に加え、様々な処理能力が備わっています。

本来レジスタッフの計算ミスや不正を予防する目的で開発されてシステムですが、多様化する時代にマッチするよう、改良に改良を重ね、高度な処理能力をもち、今やカフェや漫画喫茶などの飲食店や小売業では、必要不可欠なツールになっているのです。

最も基本的な機能としては、客と商品販売を行なう際の精算処理を自動で行なってくれます。

例えば、カフェなどでメニューを注文したお客様から代金を回収するという一連の流れを行なう場合を考えみましょう。

POSシステムには予めマスター登録がされていますので、その中から注文を受けたメニューを選択します。

その時点でその情報は、厨房のディスプレイ表示画面等に伝達され、調理が開始されてます。

スピーディーに商品を客へ提供し、精算時には、すでに自動処理された金額を掲示し、精算するというシステムになります。

これらの機能をすべて自動で処理しますので、レジスタッフのミスを防止、面倒な手間も必要なく、接客に専念できるのです。

漫画喫茶やカラオケショップなどは特殊な商品管理が必要となります。

特に漫画喫茶では、一つ一つのマンガの確認、ＤＶＤやＣＤの状況を常に行なう必要があります。

人間の手によってこれらの作業を行なう場合には、大変な時間が必要となりますが、POSシステムでは、これらの商品一つ一つの管理を自動で実施します。

価格、数量、商品名、マンガの出入りなどあらゆる情報をすべて対応しますので、単純ミスや情報の漏れ等を防ぐことができるでしょう。

POSシステムの機能を最大限活用し、カフェや漫画喫茶などの営業を円滑にするためには、周辺機器の設置も重要な機能となります。

レジ精算時に客に見やすく表示するカスタマディスプレイ、どのようなサービスをいつ、いくつ提供したのかを詳しく記したレシートプリンター、瞬時に商品情報を読み取るバーコードリーダー、会員カードの処理を行なう磁気カード・リーダーなどあらゆる機器があります。

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ネットカフェ・マンガ喫茶向けPOSシステムの選び方