小売業などデパートやスーパー、コンビニエンスストアで導入されているPOSシステムとは異なり、カフェや漫画喫茶、ネットカフェなどのPOSシステムは、様々な管理画面が魅力となっています。
今や若い世代から中高年まで幅広い客層に対応、24時間365日稼働しているネットカフェや漫画喫茶も増えています。
従来のカフェスタイルではなく、宿泊施設なども完備しているなど多様化する店舗運営に無くてはならないものがネットカフェや漫画喫茶向けのPOSシステムなのです。
詳細な座席票画面
一般的なPOSシステムやPOSレジとは異なり、ネットカフェや漫画喫茶など長時間客が滞在する店舗では、それぞれの座席を管理するのは必須です。
経過時間によって料金が加算されるシステムを導入しているところがほとんどですから、それぞれの座席をスタッフの目視で管理するのは到底不可能となります。
そこでカフェやネットカフェ、漫画喫茶向けのPOSシステムには、一括で店舗内の座席を管理できるようになっています。
座席の色が点滅したり管理しやすいタッチパネル画面になっていますので、店内を歩くことなく、管理できます。
売り上げ処理画面
漫画喫茶やインターネットカフェなど個室で客を管理する場合には、それぞれの部屋の売り上げ管理を行なう必要があります。
店内にあるすべての個室の管理をバックヤードで一括管理ができますので、何番の部屋の客がどのような料理を注文し、何時間滞在したのか、ＤＶＤの貸出情報から人数、入退室状況などすべてを詳しく管理できます。
会員管理画面
一般的にネットカフェや漫画喫茶は、会員制となっているところが多く、それぞれの顧客管理は必要不可欠です。
会員証のカード番号を読み取るだけで、過去の利用状況、どのようなサービスや料理を注文しているのか、人数や日時、その日の天候から氏名、住所まであらゆる個人情報が整理管理されています。
ただ、これらの情報は、取り扱いに慎重さを求められますので、セキュリティ面も万全を期しています。
管理資料画面
すべての情報を収集し、分析、資料にすることで、客の単価がはじき出され、滞在時間が最も長い席、売り上げを圧迫している環境などをリアルタムで処理してくれます。
そのように集計、分析された資料は、漫画喫茶やインターネットカフェの今後の経営戦略の材料にでき、円滑な業務運営、売り上げアップやサービスの質向上にと活用されます。
その他の処理能力
カフェや漫画喫茶向けのPOSシステムの機能はこれだけではありません。
24時間365日稼働している店舗が多い業態ですが、スタッフの入れ替えも激しく、それぞれの勤務状況を管理するのは非常に困難です。
しかしPOSシステムでは、スタッフそれぞれのシフト状況や勤務時間、日数等をすべて管理し、給料明細まで作成しますので、経理の負担を省くことも可能です。
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